2007年5月号 4面 |
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5月号 見出し | 5月号 1面 | 5月号 2面 | 5月号 3面 | 5月号 4面 |
読者の広場 詩 ー春ー ふくい・酒井久美子 歩く速さで春が来る 一歩いっぽ確実に 山を越え野をわたり 花を咲かせに 今年もやっぱり やってくる 春っていいな 俳句 栃木・五七五を楽しむ会 1月例会入選句より ・回廊に足袋先冷えし寒椿 美穂子 ・湯豆腐の湯気の向こうに妻の顔 滝水 ・初詣無病以外の欲もなし みち ・孫たちの来て賑わえるこたつかな 風花 ・洗い干す日々好日の赤南蛮 桜子 ・芋堀りて土の匂いを味わえり 風鈴 ・山眠る日溜まる辺り茅の家 昌 随想 先月号の山崎氏 の文章を読んで 東信州・みよた 太田達二 世代の違いを問題にするとき、他世代に対する中傷や揶揄は、聞く人を不愉快にするだけである。時代背景の違いに思いを巡らせ、他世代に対する理解と同情を寄せることが望ましいことであろう。 権力者を揶揄するのは分かるが、他世代を揶揄する歌があるとは信じがたいことだ。それはその人の精神の貧困さを表しているように思う。あるいは不満のガス抜きのようなものか。または鋭い批判精神なのだろうか。 そういう人がボランティアのリーダーの会に出ているというのは、何を意味しているのであろう。精神の貧困な人がボランティアを行うというのは信じがたいことだ。批判精神の旺盛さと解釈すべきか。 ただ山崎氏の紹介した歌を注意深く読んでみると、それは必ずしも悪意だけでなく、現役世代の哀しさ、あるいは自虐的な感じさえ受ける。それは現役世代にとって「生きがたい現代」という時代の反映でもあるのだろう。 いずれにしても世代の違いは確かにあるが、それを問題にするとき、他世代を中傷したり、揶揄するだけでは何も生まれてこない。何より人は時代背景を負いながら、自分に誠実に自己責任をもって生きることしかないと思うのだが。 私にもできるボランティア 中標津・本田敏子 ナルク中標津の新年会に参加し、ボランティア活動に意欲的な方が多いのに感心いたしました。 私の人生の中で、ボランティアに参加するなど、とうていなかろうと思っておりました。なぜなら私は障害者だからです。 しかしナルクに出会い、私にもできることがあるのだと言うことが分かり入会いたしました。拠点の運営は大変ですが会員を増やすことが大事と思っております。私もできることから参加します。 |
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記者レポート [札幌中央] シミサポに参加 ![]() 2月17日に開催された札幌エルプラザ市民活動サポートセンターの「市民交流・シミサポ」にナルク札幌中央として参加してきました。 当日はナルクのパネルを作ったり、ナルクの紹介コーナーで日頃の活動を紹介したり、大いにナルクをPRしました。 それ以外にパソコンの指導をしている団体による「その場で名刺を作って直ぐ配ろう」というコーナーや沖縄の市民団体による「沖縄のお菓子」のサービスがあったりで大盛況でした。 (坂井隆介) [静岡] イタリア合唱団の公演をサポート 4月10日、イタリアベネト州から来た60人の合唱団と静岡出身のシャンソン歌手が静岡音 ![]() このコンサートのサポートを「ナルク静岡」が担当、主宰者や市民から大いに感謝された。 「富士山と桜を見ながら歌いたい」という合唱団の願いに、静岡市や静岡新聞などが後援し美しいハーモニーの流れる豪華な春の宴になった。 国際交流の一端を担うお手伝いができて「ちゃばしら」としても光栄に思い、一同 感激して奉仕に当たった。 (諏訪久世) [神戸] 来たれ!お酒好き ナルク神戸ではお酒作りを楽しむ会を作り、田植えから稲刈り、酒の仕込み、などの過程に参加し、最後に新酒を味わおうという同好の士を募集している。 今年の主な行事予定は次の通り。 ・田植え 6月3日 ・稲刈り 10月7日 ・仕込み 1月1日 ・酒絞り 1月19日 希望者は078ー994ー3869(篠田)に問い合わせを。但し年会費5000円が必要だが、会員には会費相当分にあたる絞りたて原酒2本がプレゼントされる。 (篠原宏) |