2007年1月号 3面
1月号 見出し 1月号 1面 1月号 2面 1月号 3面 1月号 4面
              男子厨房に入るべし
              ナルクが「お父さんには初めての料理」を発刊

 妻が海外旅行で留守をしたとき、孫が突然訪ねて来たとき、などの動機で始めたナルクの男たちの「簡単料理」「得意料理」「健康料理」といったレシピ集が単行本になった。題名は「お父さんには初めての料理」。A4版75頁からなるカラフルな料理本である。
 NHKの初代料理教室講師の野尻千草先生に監修をお願いした。
 中心になって纏めた藤井靖永さん(寝屋川・四条畷拠点)は「たとえ一人になっても社会のお荷物にならないようにと自立を目指すナルクの会員にぜひ買っていただきたい、各拠点でこの本をもとに男の料理教室を開くなどして積極的に売って欲しい」と呼びかけている。
 本部はナルクの会員以外にも受け入れられて、エンディングノートに続くベストセラーになることを期待している。
  1冊750円。
   申し込みは振り込み、もしくは本部・「料理の本」係までFAXで。
                                   (06ー6941ー5130)

       エンディングノート関連エピソード募集

 ナルクのエンディングノートは隠れたベストセラーとして依然根強い人気を誇り、注文もとぎれることがありませんが、さらなる改良を目的にこの度、エンディングノートにまつわるエピソードや体験談を募集することになりました。
 「家族や愛する人からこんな熱いメッセージを聞いた」「亡くなった方から託された心に残る思い」など何でも結構です。
 400字詰め原稿用紙10枚以内にまとめてナルク本部企画室まで送ってください。
 
 応募規定

    ・手書きワープロどちらでも可
    ・次の項目を添付した表紙をつける
     1表題      2氏名    3連絡先(住所、電話番号、メールアドレスなど)
    ・メールで応募する場合はテキストファイル、ワード文書、PDF形式で添付
    ・作品は未発表のオリジナルな物に限る
 賞 
    ・最優秀賞3万円1名
    ・優秀賞 1万円2名
    ・ 入 賞 三千円20名締切り 07年2月28日
    ・ 発 表 07年3月予定
 諸権利 
     入賞作品の著作権など諸権利は主催者に寄属
 参考 
     入賞作品は作品集として発表予定。掲載の際、一部を修正することがある。
     原稿は返却しない。
 問い合わせ
     ナルク本部企画室     06ー6941ー5130

            滋賀県に2つの新拠点

 滋賀県には現在5つの拠点があるが、12月、びわこ東から「びわこ安土」と「びわこ彦根が」が分離独立し、県下7拠点ということになった。
 新拠点誕生に伴い「びわこ東」も従来の彦根から近江八幡に住所が変わる。3拠点の住所、電話は次の通り。
  [びわこ彦根]
     彦根市宇尾町239ー4       電話050ー7000ー7361
  [びわこ安土]
     安土町下豊浦28ー42       電話0748ー46ー4641
  [びわこ東]
     近江八幡市堀上町159ー4   電話0748ー46ー5044
                記者レポート
             事務局長が車椅子マラソンに出場
 10月29日、大分県庁前スタートの「大分国際車椅子マラソン大会」に、ナルク大分の末長茂樹事務局長が出場した。
 さわやかな秋空が広がる絶好のコンディションの中、出発の花火が上がるとあっという間に選手の姿が見え、そのパワー溢れる姿とスピード感に圧倒される。 渾身の力で坂を乗り越えようとする姿には応援の人たちは涙ぐむほどの感動を覚えた。 彼は軽い障害の組に出場したが、惜しくも完走を逃した。過酷とも思えるこのレースにあえて挑戦した彼の心意気に、ナルク大分の有志12人は声を限りに応援した。
                                       (大分・吉田志津子) 

            男の料理教室 特別例会で腕をふるう 
びわこ湖西は11月6日、大津市のコミュニティセンターで特別例会を開いた。普段の例会に同好会の入会勧誘を加味した文化祭的例会で編み物、押し花、俳句、フリーピンポン等の同好会が作品を展示したり、プレイの実演をしたり、日頃の活動をご披露した。昼には男の料理教室の会員が腕によりをかけて打った蕎麦をふるまい、これまた一味違った例会となった。                           (びわこ湖西・池本盛雄)
 
              

              都城が本格的に活動開始
 
11月4日、「ふれあい野菜市場」が無事オープンした。
 これはナルク都城がシャッターの下りている商店街の店を1軒でも減らそうという意図で始めた運動で、計画してから1年を要した。契約農家から朝採れの新鮮な野菜を直接届けてもらい販売するのが人気になっている。身障者の「職場確保」という自立支援の一環でもあるため、支援の輪は行政をはじめ各方面に伸びている。ナルク都城の本格活動の第1号でもある。                                 (都城・山田洋一)
生涯学習センター ニュース
@寝ころんで筋トレ
      介護予防出前講座
          腰痛・膝痛が治る
    岡山日生拠点・奥本
      0669-72-2023
A劇団ナルク
 2、4金15時30分 産業創造館15F
 楽しい喜劇稽古中  男女団員大募集
 
     問合せ 本部・田邊
BJ&Bコーラス
  第2、4金 13時 産業創造館15F 
   7月の5周年記念 公演目指し
                    特訓中
C司馬「街道を行く」 大寒の洛東を歩く
         1月28日(日)
              問合せ 本部・藤岡
D口腔ケア出前講座
       認知症・嚥下予防
       ウエルテック社協賛
           問合せ 本部・ 中島
Eケアメイク出前講座 
    パピリオ化粧 品協賛
 
    問合せ  本部・安藤
              おもしろ京都学
  京の座禅(一)
 南禅寺の僧侶は冬でも素足に草鞋で、大声を上げながら托鉢をする。その行動はきびきびしていて隙がない。これは日頃の座禅の賜物。
 座禅は日頃私たちが行っている吸気中心の呼吸ではなく呼気中心の腹式呼吸を行う。腹式呼吸は息を全て吐ききるので腹筋の力が鍛えられる。座禅では線香が燃え尽きるまでその呼吸法を行うので有酸素運動と同じく心身をリラックスさせる効果もあるという。
              拠点リレー訪問 22 
                ナルクはちのへ(ゆいっこ)訪問記
 10月初旬、東北新幹線に乗って大阪からたった7時間で終点八戸駅に着きました。便利になったものです。大阪ではまだ夏の名残が残っていましたがやはり青森県となると紅葉が落ちてしまっていて日本列島の季節の多様さを感じながら下車。
歴史と自然,環境に恵まれた八戸
 八戸市は青森県の南部に位置し、義経にまつわる伝説が数多く言い伝えられている歴史のあるところ。漁業、製鉄、製紙などの産業の歴史も古く三沢基地でも有名です。
 このように自然や環境に恵まれた八戸市で平成12年5月に68番目の拠点としてナルクはちのへは生まれました。
 現在は117名、79所帯、時間預託活動はほぼ一ヵ月100時間となりました。

 ライフ・ボランティア・プラン
 全会員一人一人がボランティア活動・研修会・レクリエーションに参加し,それによって全会員が生き甲斐とやりがいを創造していくことを基本としています。
 類家和吾郎代表、菊池アヤ子、中村公子副代表、樋口シゲ事務局長はじめ運営委員の皆さんはそろって元気一杯。和気藹々とした雰囲気を代表が醸し出しています。
 ナルクはちのへは発足当初から会員の方のご好意で市内の便利な所に駐車場付きの広い事務所を確保されています。その中に会員持ち寄りの机、ソファー、パソコン,ファックスなどを整備、事務所当番もできています。これがライフ・ボランティア・プランの大きな支えですね。
 

特徴のある活動
  会員の家族の介助

 会員家族の介助を皆の協力で進めて感謝されています。今後ますます広げる予定とのこと。

 ナルク農園と収穫祭
 会員の方に提供していただいたナルク農園をみんなで耕し秋に収穫祭。
 今回の取材が丁度収穫祭に間に合いました。収穫した大根やネギなどを材料にお料理教室を開催。その料理を頂き歓談しながら会員の方の篠笛合奏、南部昔語りを聞くという楽しい行事でした。 このほか新年会、お雛さま会など様々です。

 パークゴルフで元気一杯
 パークゴルフってご存知ですか。グラウンドゴルフに似ていますが芝生のコースを造って行う点が大きく違って自然に中でのプレーが人気のようです,北海道で始まったスポーツで、北海道に800コース,他県に100コースあります。八戸では代表が中心になって時にはパークゴルフ花見会の人たちと一緒に八戸名物のセンベイ汁を囲みながらプレーを楽しんでいるようでした。また高齢者の生涯スポーツとしてコース設置のため八戸パークゴルフ協会の署名運動に参加し、八戸市への働きかけもしておられました。

 高齢のご夫婦や独り住まいの方におせち料理を作って配ります。
 食堂経営をしている男性会員の方の提案から16年暮れにおせち作りをはじめたそうです。
今年も八戸社協の援助を受け、公民館をお借りして約40名の会員位が50セットのおせち作りに挑戦します。高齢者の方、一人暮らしの方々から大変感謝されており、地域の行政との協働がさらに広がっていくことでしょう。
 
 多士済々、とくに女性が「ごうじょっぱり」

 いい意味で女性が頑固で働き者(=ごうじょっぱり)だと家庭は円満です。、ナルクはちのへの女性は仕事や技能を持ってナルク活動をしている人が多いのが特徴です。パソコン教室の経営,シンポジウム講師、FM放送の仕事、料理指導、篠笛演奏,昔語りなど多彩な能力を持っておられます。
 この力が今後のナルクはちのへを大きく育てる原動力になる事を確信しました。
                                            (野村文夫)

                        2007年1月号 見出しに戻る