2006年11月号 3面
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           ナルクシニアネット東京設立

 9月26日、東京港区の男女平等参画センターで、シニアネット東京(略称SN東京)の設立総会が行われた。
 SN東京はその名の通り、インターネットを介してナルクの存在を広く世に知らしめ、シニアの活動参加を促し、とくに団塊の世代など新シニアへ情報発信することを目的に設立された。
 従来の拠点と違って特定地域に立脚しない活動拠点である。生活活研究アドバイザーの中のインターネットモニターを受託することが当初の活動。東京に立地する強みを生かし、企業や官公庁からのアンケートを請け、シニアマーケットを開発、ナルクの事業収益にも寄与するのが目標。同時に会員の意見交換や相互交流の場としてのネット・コミュニティを構築することが重要課題である。
 そのためには多くの会員がアンケート・モニターとして登録していただくことが急務なので、ぜひ参加登録をお願いしたい。
       拠点住所 
          東京都港区三田4ー12ー14 シャネックスB1電話03ー3455ー3299
               記者レポート

尼崎

 兵庫福祉調査センター設立を記念して「認知症に対する正しい理解」をテーマに研修会を開催します。
        日時:   11月12日14時
        場所:   西宮市総合福祉   センター
        内容:   長谷川和夫先生   のビデオ講座
        認知症疑似体験講師:    桑山信子氏
        費用無料
        申し込みはFAXでWACゆずり葉へ。06ー6429ー8543 
                                        (山之内昭夫)
 
銚子
 2月の例会で「いろいろな活動の場面で使えるナルクのロゴ入りのエプロンを作ろう」という提案があり、5人の実働部隊が献身的に作業にあたった結果、このほど素晴らしいエプロンが出来上がった=写真。
 これは障害者施設の作業の一環として行われたもので、施設の経済的支援にも繋がっている。お腹の出た男性にも好評とか。1枚1500円。(藤本正雄)

茂原
 
 昨年に引き続き「歩行者天国」の商店街で「子どもの遊び広場」を開催する。日時は11月の11日と12日。主催はナルク茂原と地元の商店街。遊び広場では昔遊び・落書きコーナー・紙芝居・子どもフリーマーケットなど多彩な催しがいっぱい。次代を担う子どもたちの健全な発育を願い、茂原市をはじめ多くの団体が支援してくれる。
(松永徳弥)

奈良
 奈良と千葉との間で「遠距離助け合い」が行われた。奈良西ブロックの岡田健介さんは千葉県に留守宅がある。「しばらく忙しくて千葉へ行けないので庭木の剪定と草刈りをお願いしたいのですが」という依頼を奈良拠点が受けて、早速「東葛拠点」にお願いしたところ、二つ返事でOK。
 古川事務局長を始め9人が延べ33時間がかりで大仕事を完了させてくれた。
 岡田さんは「見違えるようにきれいになった写真を送っていただき感激しています。改めてナルクの組織力と優しさを実感しました」と感謝している。
 (大蔦捷太郎)

水戸
 9月3日に「第24回全国失語症者の集い茨城大会」が水戸市で開催された。失語症とは脳卒中や頭部外傷により会話が不可能或いは不自由な障害者で、全国に約50万人がいる。
 当日は会場の茨城県民文化センターに北海道から沖縄まで全国から約400人の失語症者とその家族または介護者が集まった。ボランティアは約200人(ナルクは16人)で介護関連の学生を中心に圧倒的に若い人達で、中高年のナルク水戸のメンバーは特異な存在として注目を集めた。(和田修身)
トピックス
              おもしろ京都学
                         京の座禅
 南禅寺の僧侶は冬でも素足に草鞋で、大声を上げながら托鉢をする。その行動はきびきびしていて隙がない。これは日頃の座禅の賜物。
 座禅は日頃私たちが行っている吸気中心の呼吸ではなく呼気中心の腹式呼吸を行う。腹式呼吸は息を全て吐ききるので腹筋の力が鍛えられる。座禅では線香が燃え尽きるまでその呼吸法を行うので有酸素運動と同じ心身をリラックスさせる効果もあるという。
         拠点リレー訪問S 
                 ナルク富田林「露子の会」
 
テーマは 行動!感動!継続!

 
 ナルク富田林は「露子の会」という魅力的な愛称を持っています。その由来は地元ゆかりの有名な美人歌人「石上(いそのかみ)露子」です。露子は与謝野鉄幹が主催する新詩社の社友、同社の雑誌「明星」に短歌、詩を投稿して与謝野晶子らとともに新詩社の5才媛と称された方です。
 「露子の会」のテーマは「行動!感動!継続!」、会報の「露子さんのサロン」、「会員の窓」の短歌や花の絵をあしらった装丁などから会員の皆さんの露子への思いと芸術を愛する気持ちが伝わってきます。この気持ちが地域や子供たち、高齢の方たちへの優しさ、行動力となっていることを強く感じました。
 学校と合同で清掃を行う「みどりの日」の行事があると聞いて取材に伺いました。
 指定された高辺台小学校は住宅地の中にあります。8時過ぎという早朝にもかかわらず学校の周りには三々五々箒を持って掃除しているナルクの方がおり、校庭には200名余りの子供たちと100名以上の父兄と先生方が集まって賑やかです。「露子の会」は2004年5月に設立して2年あまり、会員50名の会ですが当日は多くの会員が参加、子供たちと一緒に学校の中と周りの清掃、枝の剪定などで大童でした。 その後は校長室で久保代表、奥村事務局長はじめナルクの方々に山元校長先生も入っていただいて和やかに懇談。
 校長先生は「ナルクの方が子供たちとの挨拶運動を始められたのがきっかけで皆が挨拶の声が出るようになった。ナルクの皆さんが子供たちに良い影響を与えていることに感謝しています。今後も一緒に活動を広げていきましょう」とお話をしてくださいました。素晴らしいことですね。
 「露子の会」は次のような活動を行っています。
●アドプト・ロードの日(通学路クリーン作戦、挨拶作戦)
 毎月第1月曜日の朝、ナルク会員と児童や先生が協働して高辺台小学校の通学路の美化活動に取り組みながら、安全見守り活動を行います。この活動は「アドプト・ロード・高小〜北道路」として大阪府に認定され、大阪府警のホームページにも記事が掲載されました。
●童謡・唱歌の出張ボランティア
 2箇所の福祉老人健康施設のほか、老人クラブなどで毎月定期的に実施。ピアノ伴奏と歌の指導会員(ダークドッグス)がお年寄りと一緒に大声で懐かしい日本の歌を歌っています。独自に作ったきれいな歌集がユニーク。
●地域子供教室
・小学校3校小学校で主に百人一首やお絵描き の指導をしながら児童達と一緒に遊ぶ定期的な活動。
・1〜3歳児の預かりの活動支援。
●各種イベント、バザー夜店の参加で会員相互の親睦。中学でのスポーツフェスタや祭りのバザー参加、盆踊りでの夜店出店などは会員相互の親睦を高める活動。
●身近かな法律相談のコラム
 久保代表が司法書士として会報に毎号書いておられる「一緒に考えましょう」のコラムです。相続、遺言など私達に身近な法律問題を易しく解説しているユニークなコラムですのでぜひご覧ください。近隣の拠点でもお話されて大好評。
 「露子の会」は地域、学校などとのユニークな関係、会員同士の強い結束力を基盤に今後ますます発展されることでしょう。
                                             野村文夫
          第12回会長杯 ゴルフコンペ

     日時:  11月30日(木)   8時30分集合
     場所:  比良ゴルフ倶楽部 (湖西道路真野IC)
     会費:  11,000円 (含昼食費・パーティ代)
           申し込み:FAXでびわこ湖西事務局   077ー594ー0838

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