2006年11月号 2面
11月号 見出し 11月号 1面 11月号 2面 11月号 3面 11月号 4面
新 拠 点
尼崎
  尼崎市武庫町1ー2ー6 
  山乃内方 電話 06ー6436ー6057
代表 山乃内昭夫
 10月1日(日)、関西地方は生憎の雨模様。この日、尼崎拠点が西宮から独立する形で新拠点としてスタートした。平成7年に「西宮・尼崎」としてナルク18番目の拠点としてスタートしたが、11年目に当初の目標である「より地域に根ざした活動」を展開すべく、尼崎拠点の独立となった。愛称もナルク119と決まった。
筑南
  土浦市荒川沖西1ー18ー3ー101
  崎村方 電話029ー802ー8024           代表 立川ヒロ子
 9月9日(土)、全国118番目の拠点として土浦に「筑南拠点」が誕生した。会場の国民宿舎「水郷」には予想を上回る50名を越える出席者が集まり、賑やかな総会となった。
 設立に当たっては水戸の林代表の骨身を惜しまぬ支援があり、1年前から介助活動も始め、満を持しての設立となった。
鳥取S
  鳥取市行徳2ー670
   電話 0857ー23ー8973 
      代表 西村 美津子
ナルクの理念に賛同した女性6人による全国初のスモール(S)拠点が11月に鳥取に誕生する。
 正規の活動拠点ができるまで、本部のS拠点事務局が事務処理を担当する。本部としては当面、遠距離介護を期待しているが、来年には体制を整えて正式に鳥取拠点になることを期待している。
中標津
  北海道標津郡中標津町西町2ー3
  電話 090ー9519ー0259 
       代表 澤井伸夫
設立総会は10月18日(水)午後3時から町内のホールで開催された。本部の旅行委員会主催の国内旅行団19名もお祝いに駆けつけ、賑やかな設立総会となった。          
代表の澤井伸夫さんが2年前の釧路拠点の設立に触発され、何とか「中標津にも拠点を」という熱い思いが実り、道内11番目の拠点としてスタートする運びとなった。
           女性の視点
              「子ども文庫」から「街角デイハウス」
                     浮舟ゆかり(泉州)
私が子ども支援を始めたのは27年前、1979年の国際児童年にさかのぼります。
 その年、岸和田市教育委員会の主催で、国際児童年を記念する「市民夏期大学」が開催されました。その講師に子ども文庫の草分けである正置友子さんが招かれ、千里ニュータウンの団地の6畳間に、2000冊の児童書を置いて、子ども文庫をされているお話を聞いたのがきっかけでした。
 さらに拍車をかけたのが小さな小さな児童館運動でした。それは月に1度、お菓子作りやレコード鑑賞など、できることでいいから「子どもたちに家庭を開放して、地域の教育力を高かめよう」という運動でした。
 早速週に1度、我が家を開放して子ども文庫を始めました。そして1年後には家の前にできたガレージを利用して「ワンワン文庫」が誕生しました。これは10人のお母さんたちがガレージ代を負担し、地域文庫としてスタートしたものです。1990年にはガレージから町の会館に引っ越しまして、立派な子ども文庫になりました。
 文庫は読書活動はもとより、孤立しがちな子育て中の母親たちのたまり場として、情報交換、仲間作りなど子育て支援の役割も果たしてきました。
 さて子育てが1段落すると、今度は親の介護に直面することになりました。9年前、文庫仲間の一人が新築したばかりの家を開放して、高齢者や障害者に昼食付きのミニデイサービスを始め、私もスタッフの一人として参加しました。
 翌年、大阪府と岸和田市の補助金により「街角デイサービス・希望」が誕生しました。そして4年後には民家に移転し、高齢者の介護予防を目的に再スタートしました。今も私は高齢者にできたての美味しい食事を食べてもらうために、食材の買い出しなどに奔走しています。
 文庫活動や公民館活動で知り合った仲間が、絵手紙やお話会の講師として関わってくれたり、ナルクの仲間による協力など、地域に住む高齢者の自立を地域住民の手で支援できる喜びを感じています。
 「ワンワン文庫」「希望」とも、スタッフの高齢化が進み、世代交代がこれからの課題です。
生涯学習センター ニュース
@司馬「街道を行く」
 12月3(日),4日 バス旅行新大阪発 
 NHK大河ドラマ「功名が辻」最終回に合 
 わせ、高知の山内一豊の別邸に泊まる。
    (申込お早く・どなたでも)
            問合せ:本部藤岡
A文章教室 無事最終回を迎えた。
  46名の皆様ご苦労様でした。
 (講師山田)
BJ&Bコーラス
 第2/4金 13時  産業創造館15F 
  5周年記念公演を来年4月に予定。
C劇団ナルク
 第2/4金15時  産業創造館15F
    楽しい喜劇稽古中 
      男女団員募集 茶谷
知っ得
 国民の豊かさ国際比較A
文明指標
 1回目は「健康」についての指標をご紹介いたしましたが、今回とりあげる「文明指標」も「健康」と同様、日本は総合で8位にランクされています。          (白石勝也)

1) 自動車数
  日本の人口1000人あたりの、自動車数は、約600台で世界ランク8位である。
  1位はアメリカの800台、以下ポルトガル、ルクセンブルグ、ニュージランド、イタリア、アイスランド、オーストラリアと続く。最下位はトルコの約150台。

2) 電力消費量
 国民1人あたりの電力消費量(2002年)は、アイスランドが約二万七千キロワットで1位。以下ノルウエー、カナダ、フィンランドと寒い国が続く。日本は8000キロワットで第10位であった。

3) 携帯電話数
 人口1000人あたりの携帯電話の保有台数は1位のルクセンブルグが1200台と1人で複数を所有している。日本は700台で24位。(図1)

4)パソコン台数
人口1000人あたりのパソコンの数は、約750台のスイスがトップ。2位アメリカ、3位スウェーデンの順。日本は世界平均の400台で17位であった。

5) インターネットの普及
 人口1000人あたりユーザー数は1位のアイスランドが約700人。以下韓国、スウェーデンと続き、日本は約500人で11位。
6)日刊紙数
人口1000人あたりの日刊紙の数は、日本は前回1位であったが、今回は2位に甘んじた。しかし1位のノルウエーとは僅差。(図2)

7)ハイテク製品の輸出
 ハイテク製品の輸出は日本が上位と思いきや、何と17位。1位アイルランド、2位オランダだが、1位と2位の間には大きな開きがある。

8) テレビ台数
 人口1000人あたりの台数は1位がスウェーデン、2位アメリカ、3位英国で日本は約750台で7位。(図3)








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