2006年10月号 3面 | ||||
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ご存じですか |
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記者レポート 芦屋 ある会員の軌跡を追って ナルク芦屋の会員S夫妻が長年住み慣れた芦屋を離れ、淡路島のホームに転出されました。 Sさんの歩んだ道は「元気なうちは奉仕活動、動けなくなったら仲間の助けを借りる」といった「自立・奉仕・助け合い」のナルクの理念を地でいく一つの見本です。 Sさんの7年間の軌跡を追ってみました。 (芦屋・本郷孝) Sさんご夫妻は平成11年、設立間もないナルク芦屋に入会されました。ご夫妻は2人暮らしでご子息は海外在住でした。温厚で誠実なお人柄。人のお世話が大好きですぐに会にも溶け込まれ、エルホーム売店での活動にも活発に取り組まれていましたが、3年ほどたつと、とっさの応対や商品の計算に戸惑われるようになりました。 平成16年、ご子息からナルク芦屋にご本人の預託点数を使った助け合い、「話し相手」「散歩時の介助」の依頼があり、もちろん拠点としても喜んでお引き受けしました。旧知の会員同士なので双方何の抵抗感もなく2年半にわたり、総勢13人が携わりました。 当初はお二人とも軽度の認知症(ご主人は介護度1、奥様は要支援)はみられるものの、いたってお元気でケアマネージャーをはじめ多くの専門家のアドバイスと地域の支援に支えられて、住み慣れた芦屋での生活が続きました。 しかし日が経つにつれ、症状は少しずつ進んでいきました。ご子息は外国で一緒に住もうとも考えられたようですが、専門家の薦めもあり、ご夫妻が一緒に暮らせる介護付有料老人ホームへの転居を決意されました。 新しいホームは海に面した建物で、7階の部屋は眺めも良く快適で、お二人は旅行にでも行くようなルンルン気分で過ごされているとのことです。 お二人が新しい生活に早く馴染まれて、幸せな第4の人生を送られますよう祈って止みません。 横浜 高木敏之初代代表追悼の記 時間預託利用 文楽へのお誘い 国立文楽劇場がナルクの時間預託ボランティアを評価し、これを支援する制度の一環として平成12年から特別価格で鑑賞することができ、好評を得ています。 |
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♪ナルクの歌のテープと楽譜をどうぞ♪ ナルクのテーマソングともいえる「輝く未来へ そして愛」のカセットテープと楽譜を希望の拠点にお分けします。 斉藤正志氏のプロフィール |
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拠点リレー訪問R
丹波 7月下旬の梅雨明け間際、大雨注意報が発令中の里山の中、子どもたちの歓声が飛び交っています。「危ないよ」「気をつけてね」、お母さんお父さんの声も明るさが一杯、そして笑顔が一杯。 |
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