拠点リレー訪問Q |
ナルクながの訪問記
訪問予定だった7月18日は、長野県で大雨が降り、やむなく中断。その間岡谷市などで大きな災害が起きました。天候が回復した26日に改めて訪問しましたが快晴で豪雨が嘘の様な好天気、しかし中央線沿線では濁流が流れ、近くに迫る山々には土砂崩れが散見され、駅の構内にも土砂が流れ込んだ跡が残っていて大雨の怖さを感じたことでし
た。でも林檎や葡萄の畑でもう青い実が大きくなっているのどかな風景が広がっていてほっとしました。
さて、長野県には「東信州・みよた」、「信州・さかき」、「信州・まつもとだいら」の合わせて4拠点がありましたが6月に「NALC飯山」が新しく誕生、現在5拠点が活動しています。
「ナルクながの」は原田代表、岡田、大平(おおだいら)両副代表が中心になって2006年6月に101番目の拠点として誕生し長野市を中心に活動しています。2年間ではやくも設立時の会員50名から会員120名、70所帯に成長しています。
原田代表の『活動の活性化は会員同士の親睦から』という方針でお花見、ゴルフ、忘年会なども盛んに開催していますが、時間預託活動では草取り、庭木選定、年賀状作成などのほか長野らしく「りんごの袋はずし」もあり、奉仕活動は車椅子ボランティアでお花見、紅葉狩
りや長野市内(中央通り)の歩行者天国の後の清掃など、色々チャレンジされています。
しかし、活動時間数がまだ少ないのでもっと増やしていくことが大きな目標です。
そのほかの大変特徴のある活動を幾つか挙げましょう。
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〇福祉的環境整備まちづくり報告
高齢者疑似体験や福祉的環境整備まちづくり実態調査などを行って、ユニバーサルデザインを「まちづくり」の基本に!と提案、段差の解消、点字ブロックの設置場所、「物を置かない」の表示板などを具体的にマップで示しての提言などで、長野市から17年度の補助金を受けました。
この活動で行政の信頼を得られ、今後の「ナルクながの」の活動に大いに役立つことになると思います。
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〇「ふれあい教室」
寝たきりにならないで元気で「健康寿命を延ばそう、そして笑える人になろう」という主旨で昨年度まで長野市の主催だった「ふれあいリハビリ教室」を「ナルクながの」の「ふれあい教室」として再発足、毎月2回65歳から85歳の約20名の方々とともに篠ノ井公民館で開いています。座ったままで音楽に合わせて実施する神経の分散を目的にした有酸素運動、健康体操を前半1時間、後半1時間は健康マージャン、折り紙、手編み、オカリナ、など好きなことをして頂いて元気になって帰っていただくユニークな活動です。
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○福祉情報
「介護サービスの情報公開」に関しても、縣から指定調査機関として認定を受け、9月から調査活動が始まります。当面は7名の調査員でスタートしますが将来は、全県的に調査員を配置し、長野県内の各拠点の財政基盤確立に役立てたいと考えています。
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○悩みは事務所
このように「ナルクながの」は様々な活動を精力的に着実に企画し実行している活力ある拠点ですが悩みは小さすぎる事務所です。長野市が提供している共同事務所の一角の事務所はちょっと小さい。次の発展のために事務所の獲得の手を打っているとの原田代表の頼もしいお話を聞いて一安心、「ナルクながの」の今後の発展を確信して帰途につきました。
○悩みは事務所
このように「ナルクながの」は様々な活動を精力的に着実に企画し実行している活力ある拠点ですが悩みは小さすぎる事務所です。長野市が提供している共同事務所の一角の事務所はちょっと小さい。次の発展のために事務所の獲得の手を打っているとの原田代表の頼もしいお話を聞いて一安心、「ナルクながの」の今後の発展を確信して帰途につきました。
(野村文夫)
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