2007年7月号 1面 | ||||
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ボランティアポイント制(新聞報道)で波紋
ナルクの第12回総会・全国代表者会議は5月25日に本部からほど近い大阪中央区の「阪産業創造館」で126名の参加を得て開催された。 |
2007年7月号 2面 | ||||
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定時総会で包括支援センターと連携など新事業計画を発表
1面既報の通り、総会では新たな事業計画が承認された。新しい事業計画の基本的な考え方として、 |
2007年7月号 3面 | ||||||||||||||
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300拠点を目指して札幌3拠点が活動協議会を設立 E札幌のケース今回の組織拡大5ヵ年計画の一環に「政令指定都市は各区に拠点を」という目標がありますが、札幌市は5年前に「札幌中央」が設立されて以来、拠点の設立はありません。 現在札幌市内には「札幌」「札幌北」「札幌中央」と3拠点がありますが、市内の北部に偏っていて東西の区には会員数も少なく、活動もほとんど行われておりません。 このような状況の中、本部から「札幌市内2拠点の増設に努力して欲しい」との要請がありました。 このため札幌3拠点の代表・事務局長が一堂に会し、仮称「ナルク札幌地区活動協議会」を立ち上げ、新拠点設置候補地区の選定と今後の進め方について話し合いを行いました。 その結果、候補地区としては厚別区を中心とした札幌市東部と、琴似など西区を中心にした札幌西部を重点に設置を目指すことになりました。但し南区や豊平区など札幌南部を全く対象外にするのではなく、設置推進者捜しは行っていきます。 どのような形態で設置するかについては、 @いずれかの拠点からの分離独立 A3拠点の一部の会員が集まっての設置 などを検討しましたが、現存の3拠点とも会員数が少ないこともあり、方法については今後の協議会の活動の中で検討していくことになりました。 なお協議会の推進責任者には「札幌中央」の坂井代表が、事務局長には同じく中央の下山事務局長が務めることになりました。 本部としても最大限の援助を惜しまないつもりです。(藤岡武) 拠点リレー訪問28ナルク坊ちゃん訪問記ナルク「坊ちゃん」は夏目漱石の小説「坊ちゃん」で有名な道後温泉や小高い山の上にでんと構えている松山城、正岡子規の故郷として知られている愛媛県の県庁所在地松山で活動しています。(6月17日総会で「ナルク松山」愛称 坊ちゃん と改称) 新幹線で岡山まで行きJR四国の特急で瀬戸大橋を渡り、薄暗くなった瀬戸内海を右手に合計約3時間半走って午後8時に松山駅に到着しました。3つの大橋が出来たおかげで随分四国も近くなったことを実感。松山市は人口約52万人、面積約430平方キロメートル、四国一の都会です。 ナルク「坊ちゃん」は平成15年7月に全国で87番目に設立された新進気鋭の拠点です。 松山駅でボランティア帰りの赤松事務局長にわざわざ迎えていただき、早速翌日の打合せ。活動を始めるに当たり野本代表は、一番大切な「相互助け合い」を実現するための基本方針を次のように定めています。 1、自由な発言と自主的な行動 2、お互いによく知り合う 3、会計をはじめすべての拠点の運営についてオープンにする 訪問した事務所にはたまたま野本代表は所用でご不在でしたが、お会いした赤松事務局長、須賀副代表はじめ運営委員の皆さんは、とても活発で明るくお互いの信頼があふれていて、野本代表の思いがよく実現されていることが分かりました。 この方針はボランティア団体、ナルクのすべての拠点に求められる基本的な考えだと思いますが、実際の場面できっちりと実行しておられることが会員の皆さんの気持ちをまとめて良い結果をもたらしていることがよくわかりました。 拠点の特徴 1、医療法人「椿クリニック」の評価を得て介助や介護支援、事務所の提供、同法人理事長に副代表にもなって頂くなど非常に親密な協力関係を持ち運営の核の一つとなっている。花見,遠足、ソーメン流し、紅葉狩り,クリスマス、餅搗きなど多彩な活動をしている。 2、障害児を預かる介護施設の要請で、送迎活動が新たに加わり今後大きく増える見込み。 3、庭木の剪定と消毒など 4、今年の本部方針の一つ「ナルクHOW縁結び」に先駆けて、出会いからプロポーズ・・・地域のみんなで結婚支援・・・NPO「コングラネット」に参加して日本の少子化対策に貢献! 5、四国の各拠点との交流会を回り持ちで開催中 6、その他会員同士の趣味娯楽などの交流はとても盛んですし、荒れた蜜柑山の手入れと管理を依頼されておいしいデコポンを生産しています。 などなど活動はどんどん広がっています。会員との情報伝達もユニークでメールとファックスの活用を徹底しています。事務所当番がいなくても電話の転送で事務局長にすぐに連絡できるのは驚きです。事務局長のハードスケジュールは大変なものと思われますが赤松さんは平然とこなしておられました。 設立5年目の実績は会員数80名、時間預託点数1045、奉仕活動点数1138です。 今年には時間預託点数が1ヵ月100点を超えるのは確実ですね。 「ナルク松山」のみなさんがますます活躍される事を確信して帰途につきました。 (記・野村文夫) ナルク亀岡が市の都市緑花協会から表彰さる ナルク亀岡「丹の里」は去る4月30日、財団法人「亀岡市都市緑花協会」からナルクの定例行事である「クリーン活動」が「緑豊かな安らぎに満ちた街づくり推進に貢献した」と言うことで表彰を受けました。おめでとうございます。
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2007年7月号 4面 | ||||
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読者の広場俳 句 4月入選作(茂原)椎若葉 いすみの里を明るくす (千世子) 春田打ち 始めたるらし川濁り (武男) おにぎりも 食べ新緑も味わえり (徳弥) 藤の花 古道の木立掩ひけり (暁) 春雨や 桂林の嶺雲に浮く (光) 先輩の 後ろに駆ける新入生 (美恵子) 里山の 一歩一景草萌ゆる (コウ) 葉桜や記帳して入る美術館 (金子) 尾をたれて 風待つ里の鯉のぼり (広) 鼓草絮毛も遊ぶ風の道 (佐代子) 池の鯉 水音たてて花見かな (ハル子) 鳴き止みて 礫の如く雲雀落つ (光夫) 随 想 TBSの取材を受けて 横浜 後アキ子 ナルクの活動は全国ネットを活用した「遠距離介護」が特徴の1つで、これまで度々テレビでも報道されてきました。 今回は私たちの活動がTBSの「金スマ」で取り上げられました。月に2,3回茅ヶ崎で一人暮らしをされている会員のお母様を介助に参りますが、その模様が電波に乗ったのです。今回はコミュニティバスに乗って「開高健記念館」に行ってきましたが、その時の模様とか、私が行っている施設での活動、海外旅行中の犬の世話なども映像で紹介されました。 茅ヶ崎の利用者の方は私の老後の理想のモデルの方で、介護と言うよりは、私が楽しみながら勉強させていただいています。 子どもたちの囲碁大会に参加して 銚子 斉藤勝巳 関東地方で一番早い桜の開花宣言があった日に、私たち一行14名は市ヶ谷に降り立ち、「ジュニア本因坊戦・東日本地区予選」に参加すべく、日本囲碁界の総本山である日本棋院を目指しました。 旭市「子ども囲碁教室」は市の社会教育課の要請で3年前にスタートしました。私は自分自身の自立活動と将来のナルクの会員増に結びつけばと思い、そこの世話役を買って出ました。 囲碁というゲームの面白さ、楽しさを子どもたちに伝え、子どもたちの居場所作りに役立ちたいという思いからでした。 教える側は市内の2つの囲碁会の有志7名が当番制で務めます。 1ヵ月に2回のペースで土曜日の午前中、ビデオ、紙上ドリル、大盤解説など工夫をしながら続けてきました。 お隣の韓国には囲碁の学校が1000以上もあってかなりの人気です。中国でも国を挙げて普及に取り組んでいるようです。日本ではアニメ「ヒカルの碁」で子どもの囲碁ブームに火がつきましたが、最近はやや下火になった感があります。 さて日本棋院での予選大会、参加者800名、私たちの出場する初級クラスは300名の激戦です。 結果は4名のトータルで9勝12敗でした。多くの課題を抱えながら続けてきた教室としては十分すぎる成績でした。子どもたちもプロ棋士(山下敬吾棋聖)から賞品をもらい、これからも続けたいと張り切っておりました。 靖国神社の桜並木は蕾が一杯で、私もほのぼのとした気分を味わうことができました。 拠点リーダー養成講座で学んだこと 吹田 仲川昌宏 3月6日、篠山のユニトピアで開かれた第2回拠点リーダー養成講座に参加しました。 講座の目的は次代の拠点リーダーを養成することで北は旭川から南は福岡まで、全国から32名が参加しました。 2日間の研修の内容は高畑会長の基調講演(予定を1時間もオーバーする熱演)、田邊副会長と青木常務理事の「ボランティア活動と収益事業」、藤岡副会長と西村理事の「コーディネーターの役割と活動の実際」とナルクの基礎から実務まで盛りたくさんでした。 初日の夜は全員参加の交流会(会費3千円)の後、3分科会に分かれ、「拠点の課題と私の考え」をテーマにフリートークが行われました。拠点によって違いはあるものの、問題や悩みを持ちながら活動している様子がよく分かりました。 研修の中で強調されたのは @組織が大きくなり活動が広がるほど理念(自立・奉仕・助け合い)が忘れがちになる。 A会の運営費を賄うため収益事業を増やさなければならないが基本はボランティア活動である。 B介護保険の給付が減り、助け合いのニーズが増えているので、社協や地域包括支援センターなどから情報を集めること。などでした。 多くの仲間と知り合え、ナルクが信頼できる組織であることを改めて実感できました。 記者レポート[びわこ彦根]ナルクの館 お披露目 4月25日彦根に「ナルクの館」がオープンした。これは彦根市が進める「各小学校区に一つの宅老所を」という介護予防運動の一環で市としては8番目の「やすらぎふれあいの館」となる。 当日は市の介護福祉課長や地域包括支援センター次長、ナルク側からは高畑会長ほか県内の拠点代表等が参加、賑やかに開所式を行った。佐々代表は「ナルク彦根は発足したばかりでまだ小さな拠点ですが、この館を本拠地として本年度中に会員100人を目指して頑張っていきたい」と挨拶した。 (木下二二男) [富田林] 青パと誕生 このほど下校時見守り活動を続けるナルクの会員の車2台にウサギ型の青色回転灯を取り付け、パトロールに使用することになった=写真。 5月17日、その出発式が高野辺台小学校で行われ、在校生に加え市の関係者、マスコミ取材陣も多く訪れ、賑やかなセレモニーとなった。なお運転するナルクの会員ら有志20人は改めて府警の講習を受けたという。 (久保義和) [茂原] エコクラフトで子育て支援 茂原いちごの会は、子育てに忙しいお母さんに「エコクラフトをしませんか」と呼びかけている。 エコクラフトとは梱包用の紙紐を使って籠や小物入れを作る工作作業(材料費一〇〇円)。お母さんたちは楽しくストレスを発散しながらお互いに子育て情報の交換をする。子どもたちにはナルクのスタッフが絵本を読んだり、お話しを聞かせたり、紙人形を見せたり楽しい時間を過ごしてもらう。 6月13日から事務所2階で始まったが大好評。(渡辺光夫) [北海道千歳] 復興の森作りにナルクも参加 平成16年秋、大きな台風が北海道を襲い、支笏洞爺国定公園内の樽前山麓に広がる美しい樹海が何本も根こそぎ倒され、大きな被害を受けた。 このほど大手スーパーが店頭に置いた「緑の基金箱」を財源に復興の森作りとして「10万本のアカエゾ松を植えて育てよう」という運動を起こした。千歳拠点もこの運動に拠点として積極的に加わろうと、5月20日、数人のメンバーが駆けつけた=写真。 ナルクに割り当てられた場所は標高1040bの樽前山麓の一角。そこにアカエゾ松の苗木400本を植えた。 いま北海道は山菜の時期、ワラビ、コゴミ、タラの芽などに歓声を上げ、支笏湖を望む温泉で汗を流し「地球温暖化に少しでも貢献できた」と満足の1日だった。 (小西良夫) [びわこ南東] カヤック教室開催 カヤックというのはカヌーの一種ですが、水が入りにくいように上面に覆いがあるボートです。パドルを使って前向きに漕ぎます。法律の規制もほとんどないので、他の方法では近づけないような場所にも容易に行くことができます。 当拠点ではこのカヤックのミニツアーを兼ねた教室を開催します。 7月11日10時半、JR湖西線「蓬莱駅」南600メートルの「BSCウォータースポーツセンターへ集まってください。駐車場もあります。参加費5250円です。水に濡れても良い格好と靴、着換えをご用意ください。 お問い合せは門脇迄。T&F077ー534ー3571kadowaki@hi-ho.ne.jp (門脇宣孝) [函館] 函館観光は預託点数でどうぞ 全国のナルクの皆さん、預託点数を使って観光スポット一杯の函館に遊びに来てください。私たち拠点のメンバーが心を込めておもてなしを致します。 ・函館観光ガイド 2時間:点数2点 車付きの場合は1キロ30円加算 ・特産品の紹介、観光のお問い合わせなどお気軽にどうぞ。6月1日から実施しております。 ・事前連絡はFAXでお願いします。 0138-31-2048 〒040ー0012函館市時任町12ー23ナルク函館はまなす事務局長 鎌田佳勝 [高槻・島本] ナルク活動フェスタ開催 7月12日13時から16日17時までの5日間、JR高槻駅南口にある「高槻市総合市民交流センター1階・多目的ルーム」で会員の絵画・陶芸・絵手紙・写真などの作品展を行います。同時にナルクの時間預託活動と奉仕活動の状況を写真パネル等を展示して団塊世代のみならず、若い方々にもボランティアへの関心を持っていただき、会員の加入促進を行います。 当日「エンディングノート」や「お父さんには初めての料理」の即売も実施します。 (田中雪夫) |