2007年4月号 4面 |
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読者の広場 随想 日米遠距離助け合い ナルクUSA 会長 ツエ恵子 2月25日は広島のグループホームにいる母の誕生日でした。ホーム 大島さんは前もってホームへ下見に行かれ、仲さんはわざわざ電話で母の好きな花を尋ねてくださったり、とても感激しました。 当日はお花を届けていただいたのは勿論、写真もとって頂き、私の初めての預託時間使用となりました。 会員の多いサウスべイ地区のコーディネーターも兼任している私にとって、今回のことは、とても勉強になりました。皆さんにこのお話しすると、父の日や母の日にお花を届けていただきたいと言う声が多くありました。これから遠く離れた日米間で助け合いの機会がもっと増えて、ナルクがあって良かったと言っていただけるようにもっと頑張ろうと思いを新たにいたしました。 迅速な対応と細やかな気配りをしてくださった仲さん、見ず知らずの私の頼みを心良く承諾してくださった大島さんに心より感謝し、お礼を申し上げます。 夕張を訪ねて 江別・植松 直 ![]() 去年の北海道の3大不幸事は「滝川のイジメ」「夕張の再建団体転落」「江別の病院問題」だと言われています。 お正月明けに早速夕張に行ってきました。「ナルクは組織を挙げて協力は惜しみませんから、皆さんもNPOのボランティアとして新しい夕張の市民活動に参加しませんか」と呼びかけてきました。 新しい市民活動には役所の窓口業務、石炭博物館や美術館でのボランティア、映画祭での活動もあります。江別の会員にも「知り合いが夕張にいたら、この新しい活動に参加するよう頼んでください」と呼びかけています。 3月には市役所の全部長・課長が退職します。一般職も300人の希望退職を募ったところ200人ほどが手を挙げています。消防も救急も人員不足になります。市民サービスだけでなく、市民の安全にも市が責任をとれなくなりそうです。 吉永小百合さんも夕張の応援に声を出してくださっています。これからも市民が夕張で元気に過ごして欲しいと、全国の人がエールを送っています。私たちも傍観はできません。他山の石としなければなりません。 月月火水木金金 東信州みよた・山崎彬雄 昨年11月、市民活動フォーラムに若い人と一緒に参加して、大きなショックを受けて帰って来た。 まず最初に「昭和12年生まれの69歳です」と自己紹介をすると「失礼ですがジコチューさん、タナボタさま、おたかりさまの世代ですね」と言われた。 「いや高齢者は年金は下がるし、控除もなくなって税金は上がるし大変なんですよ」と言うと、今度は別の人が「その年金、私たちが働いて払っているのよ、公民館や体育館で朝から遊んでばかりいて、子どもは託児所に預けろ、親は施設に入れろ、と言うのだから税金出すの当たり前ですよ」と言う。 もう1人の女性はもっと厳しかった。「あなた方は日本を豊にしたには自分たち、と言うけれど、全くのウソ。得をしたのはあなた方だけ。私たちは生活に ![]() そして驚いたのはメモで渡された次の歌詞である。実はこの歌、昨年の夏あるボランティアのイベントで40代の人から知らされたのと同じ物だった。 ご存じの海軍軍歌の替え歌だ。 1 朝だ夜明けだ外車に乗って 家を出て行く我が家の爺ちゃん 昼まで俳句で午後またサロン うちの爺ちゃんの生涯学習 月月火水木金金 2 朝だ夜明けだ タクシー呼んで 家を出て行く我が家の婆ちゃん 昼までプールで午後またエステ うちの婆ちゃんの健康管理 月月火水木金金 3 朝だ夜明けだチャリンコ乗って 仕事に出て行く我家の父ちゃん 頭ボサボサ心はぼろぼろ うちの父ちゃんの会社の勤務 月月火水木金金 4 朝だ夜明けだ 託児所に寄って 仕事に出て行く我家の母ちゃん 昼間までパートで午後またパート うちの母ちゃんのパートの勤務 月月火水木金金 少々悪意を感じたが息子や娘の世代は、こんな目で我々を見ているのかと衝撃を覚えた。家庭をほっぽらかして徹夜残業をしまくって、大量生産で価格を下げ、弱い業者を廃業に追い込んだり「弱肉強食、世情の不安」を作ったのが我々だとすれば、やり過ぎたことを元に戻す責務があるのかと考えざるを得なかった。 記者レポート ひたち 15名の救命救 助士が誕生 ![]() 復習の意味で前年に続いて2回目を受ける会員もおり、日立拠点ものべ15名の方が応急手当と救命処置が出来るようになった。「人工呼吸は10年も前にやったのですが、AEDは初めてで大変勉強になりました」と参加者はいっている。 (菅野桂子) 枚方・交野 きれいにしました! ![]() (野村文夫) 水戸 会員500名突破 設立7年目で、ついに会員が500名を突破しました。500名以上の拠点は全国で3つしかありません。時間預託も年間6000時間を突破します。皆様のご協力を感謝します。 私たちは1つ1つの小さな活動を1人ひとりが真心を込めて実行した結果、多くの方に喜ばれ、地域に大きく貢献できるようになりました。これからも、助け合い活動、奉仕活動をやらせていただくことで、生き甲斐と健康をいただき、ナルクの理念である「自立・奉仕・助け合い」を実践していきます。 (林 公英) 茨木・摂津 介護教室に参加して 先月号の「拠点訪問」で私たちの拠点が紹介されましたが、その記事の中にあった「介護教室」の体験記です。 教室は12月12日、済生会茨木病院との共催で開催されました。 @「家庭でできる応急処置」Aベッドサイドでできるリハビリテーション」B「高齢者の健康体操」の3部に分かれて実施されました。このうち、Bは参加者の体力測定。最初に椅子に腰掛けて立ち上がる動作が30秒間に何回できるか。次は、右・左片足で何秒立てるかと言ったものです。基準は30秒ですが私は立ち上がりは30回、片足立ちは30秒で基準以下でなくてほっとしました。講義だけでなく、測定もあり楽しく勉強することができました。 (枡野玲子) |
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かしま 学童見守り活動 昨年の秋から私たちも地域の小学生の通学路見守り運動を始めた。車のサンバイザーや自転車の買い物籠に「パトロール中」のプレートを付け頑張っている。 ![]() (鉄羅登志江) びわこ湖西 第3者評価機関にも ナルク滋賀福祉調査センターは、昨年7月にグループホー ![]() 認定された調査員は、湖西拠点が4名、彦根拠点が3名の計7名。7人のメンバーは延べ31時間に及ぶ老いの手習いとも言える研修と、卒業論文の提出を経て、晴れて合格通知書を手にした。 一方、グループホーム外部評価の方は、約1年が経過したが、その間の受託件数は24を数え、着実に実績を積みつつある。 新年度の養成講座を実施するので、また新たに19名の調査員が加わり、総勢49(内湖西は22名)になる見込みである。 (鎌田光三) 再度 拠点代表とナルク記者の皆様へ 「北から南から」は本欄のように模様替えをしました。今後は記者の皆様が送稿してくれない限り、貴拠点のニュースは載りにくくなります。 新しい拠点でナルク記者を選任していない所は至急決定してください。そして積極的に原稿を送ってください(写真付を希望します)。 拠点代表、事務局長の皆様、最新のナルク記者のお名前を、至急本部編集委員会までFAXでご通知ください (編集長) |