2006年9月号 1面 | ||||
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ボランティアNPO活動における 日本とアメリカの違いは ナルクUSAとの交流会 毎年1回実施しているナルク研修観光を兼ねた海外旅行、今年はスタートしたばかりの「ナルクUSA」との交流を中心に、ロサンゼルス、ラスベガス、メキシコで8日間を過ごした。この中で最大の研修はロサンゼルスに住む元読売新聞記者の北岡和義氏の講演であった。 |
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北岡和義氏の講演より | ||||
アメリカではグローバル化が急速に進んでいる。 ボランティアは自分のために |
日本とアメリカはどう違うか | |
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日 本 | アメリカ |
@2000年の長い歴史がある A同一文化である。 B国土は小さな島国である。 C価値観は皆で仲良くすることである。 D国や地方自治体に頼る。 E行動基準は減点主義 (マイナスを恐れる) F職業について 最高級の大学へ行って、大企業へ就職希望。 G開放性:外部に対して閉鎖的である。 H仕事:事業に失敗することを非常に恐れる。 |
@230年の短い歴史である。 A他民族文化である。 B日本の25倍の大陸である。 C他人と違ったことをすること。 (違ったことをやりたがる) D民間・自己責任の社会である。 E一つ一つ実績を積むことで評価される。 Fベンチャービジネス指向。 (新しいことをやりたがる) G外部に対して非常に開放的である。 H失敗は成功の基という格言通りの考え。 |
北岡和義氏の略歴 |
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1941年の岐阜県生まれ。読売新聞退社後74年に渡米、日米間の様々なニュースをテレビ、雑誌などでリポートしている。87年ジャパン・アメリカ・テレビジョン(JATV)設立、代表取締役を経て現在は顧問。96年在外投票制度訴訟原告団副団長。著者に「ドキュメント選挙戦〜その人脈金脈の舞台裏」ほか多数がある。 |
2006年9月号2面 |
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拠点誕生のエピソード |
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愛・サンサン 大分の巻 | ||||
ナルク大分の設立総会は7月8日、市内のコンパルホールで開催された。 |
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全国最年少代表 倉敷の巻 | ||||
倉敷は7月23日誕生した一番新しい拠点で、代表の三上雅也氏は新進気鋭、36歳のファイナンシャル・プランナーである。もちろん全国最年少代表である。 |
女性の視点 |
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雑 感 老健施設やグループホーム、デイホームに活動に行くと、男性の入所者や通所者が何もすることがなく、ただボーっとテレビを見ている姿をよく見かけ、とても気になります。中には一人コツコツと切り絵をしていらっしゃる人、お手ふき用のタオルをクルクル巻く作業をしている人などもいらっしゃいますが、多くの方は毎日3食のご飯と1週間2回の入浴、皆でやる体操、ゲームなどの他、何もすることなく退屈そうにしています。 |
生涯学習センターニュース |
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@文章教 北は釧路、南は小倉 まで全国49名が参加。 講師との熱のこもった文通が始まった。 10月まで7回の通信講座(担当・山田) |
A口腔ケア出前講座 別掲記事参照 |
BJ&Bコーラス |
C劇団ナルク |
D司馬「街道を行く」 |
Eシニア・ケアメイク |
口腔ケア |
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口の健康で認知症予防 |
歯周病による炎症で歯茎などの破壊が進んでいる人ほど脳血管障害を起こしやすく、認知症になりやすいことが判明した。発表したのはぼけ予防協会の調査委員会(委員長:渡辺誠東北大教授)。同委員会は研究の結果「歯周病の予防が認知症の予防につながる可能性がある」としている |
2006年9月号 3面 |
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怒りの声募集! 高齢者の声を |
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住民税が3倍になった! 健康保険料も2倍に | ||||
毎年6月に住民税、健康保険料の決定通知が来るが、今年は住民税の見直しで、従来の2倍、3倍という通知が来たという高齢者が多い。国民健康保険料も大きく上がり、大阪市のように算定方法を見直した所もあり大幅値上げが高齢者を直撃している。 |
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記者レポート |
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ひたち ビーチクリーン・キャンペーン |
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「名も知らぬ遠き島より、流れよる椰子の実一つ・・・」 (佐川せつ美) |
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筑 豊 映画サロン誕生 |
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最近映画館に行ったことがない、という人が多いのでは。とくに一人で映画を見に行く機会はなかなかありませんね。 (池田静子) |
拠点リレー訪問Q | |
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ナルクながの訪問記 |
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〇福祉的環境整備まちづくり報告 |
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〇「ふれあい教室」 |
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○福祉情報 |
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○悩みは事務所 ○悩みは事務所 (野村文夫) |
おもしろ京都学 |
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嵐山の堰川にかかる「渡月橋」は、嵐橋とも呼ばれ周辺の風光明媚な景色に見事に調和しています。
平安時代の初めに空海の弟子の道昌によってかけられた当時は、朱塗りで法輪寺橋とも呼ばれていました。 |
2006年9月号 4面 |
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読者の広場 |
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随 想 評価員としてのグループホーム訪問 今回の訪問を終え、母を預ける子の気持ち、調査員としての筆者の気持ちを歌にしてみました。 ○年老いて 母患いし 認知症 ホームの善 意に 託す毎日 |
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釧路 大フリーマーケット 7月16日、釧路で一番大きなフリーマーケットに初めての参加=写真。 心配した天気もまずまずで、洋服、着物、什器類、小物などを並べ、値札をつけ終わった頃に、周囲の約300の露天も準備完了していた。午前9時の花火の合図で営業開始。寒さのためか、午前中は秋物洋服や紳士物、什器類、小物が飛ぶように売れたが、午後から暑くなると夏物がどんどん売れた。気温の変化によって売れ筋の違いがはっきりわかる一日であった。おかげで売上は54,060円。露天用地代を引いても52,000円余りの収入を上げることができた。 |
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かしま 歴史探訪に参加 3月31日、市内13箇所の史跡を巡った。ちょっと冷たい風の吹く朝、49人の会員が集まり、10台の自動車に分乗して出発した。里山ともいえるのどかな景色の中に、静かに佇む神社やト伝の墓。街中の道路の脇でうっかり見過ごしてしまう所にひっそりと建つ城主の墓。対照的な景色の中にある史跡に、鹿嶋開発の歴史の一端を見ることができた。とても不思議に思えた海に向かって立つ鳥居も、ここから神様が渡ってこられたと聞いて、納得した。掘ればどこからでも遺跡が出てくると言われる鹿嶋の大きな歴史を感じた一日であった。 |
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銚子 パトロールに参加して 子供の暗い事件を知るたびに、よそ事とは思えず、パトロールに参加した。子どもの足で約25分の帰途を見守り。住宅がまばらなため、子どもがいざ助けを求めて駆け込む家が遠い。そのため、車での送迎や一緒に歩いて送迎する保護者の姿を目にする。私達は、徒歩で子ども達から少し離れて見守りながら進む。狭い交差点では、自動車の往来を確認しながら誘導。日を追って、子ども達から「今日は」と挨拶され、道端では出迎えの保護者からも会釈されるなど、コミュニケーションができる雰囲気になった。幸い、不審な車や人に出会うこともなく「異常なし」が続き、これが何よりだと任務を終えてホットするのであった。(鈴木孝一) |
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びわこ カヤック感動体験 6月28日、ナルクびわこ拠点合同のカヤック教室が開催された=写真。びわこ東南主催で、会場はJR湖西線蓬莱駅の南、BSCウオータースポーツセンター。梅雨の最中と言うのに天候に恵まれ、19名が参加(びわこ湖西4、湖南6、南東9名)で、琵琶湖で感動体験の一日を楽しんだ。午前中はインストラクターからカヤックの基本操作を学んだ後、まず1人乗り、続いて2人乗りカヤックで300〜400m沖まで基本練習セイリング。昼食のバーベキュウを存分に楽しみ、午後は遠出ツーリング。初心者の不安もこの頃には喜びと感動の笑顔に、元気なシニアの顔、顔、顔。琵琶湖ならではのマリンスポーツ体験に全員大満足の1日であった。 |