5月の定時総会で、組織改革については、「新たにNPO法人を目指すことは地域包括ケアへの対応やナルクの長期低迷傾向に歯止めがかからない」とし、将来のビジョンとして掲げることとした。そして、そのアプローチは拠点の判断に任すこととした。今後は、拠点相互の連携と情報の共有並びに拠点活動の充実強化をはかるため、地域ブロック制を導入し、担当理事を配置し、それぞれ責任を持って対応することにした。
8月23日に「地区ブロック担当理事会議」を開催し今後の組織強化について検討した。席上、ブロック制は今まで拠点内での組織強化としての名称であったため、今般、名称を「エリア制」と変更し、17の地区に分け、それぞれに担当理事が責任を持って「エリア17」を推進していくこととした。
推進課題は
1)個々の拠点に対しての個別対応(活動強化)
2)エリア会議の開催(趣旨の明確化と形骸化した事務局長会議の発展形)
・年1回はエリア別にエリア全体会議を開催(本部役員の出席)
・エリア会議は事前にテーマを決め持ち寄り実践計画を作り活動に結びつける
(開催頻度はエリアで決定)
・拠点の持ち回り開催(開催拠点は多数参加が望ましい)
3)事業計画の推進(地域全体で)
・会員増強
現会員の活動促進、子育て世代の入会促進、ナルク現会員のファミリーの入会
・時間預託活動の推進
・地域総合事業に対する対応
4)各種研修会の開催指導
・コーディネーター研修
・介護研修(介護シニアサポーター研修、日常生活支援活動研修等)
・各種マニュアル研修
・新入会員の研修
詳細は「会報ナルク2016年11月222号」をご覧ください。