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「パラソル喫茶」に参加して
H25年10月  びわこ湖西拠点 田川鴻平 
 東北大震災から2年半余り過ぎた10月9日から2泊3日、8人(男1人、女7人)で参加致しました、宮城拠点の出迎えを受け、初日が「パラソル喫茶」101回目の「宮城野区仮設住宅」へ直行しました。集まって来られた皆さんは思ったより明るい表情で、一先ず安心し、ハンドマッサージをしながら相手の方はいつまでもメソメソしていても、先へ進まないので前向きに明るく過ごす様にしていると話されていました、終わる頃には最初冷たかった手も暖かくなり指が良く曲がる様になったと喜んでいただきました。
来られた方々にお土産として「チューリップ」の球根を差し上げたところプランターに早速植えると喜んで戴き、持参した甲斐がありました。
   
 2日目は「若林区仮設住宅」を訪問、前日同様皆さん元気で特に私のハンドマッサージをした一角の皆さんの話しは「漫才」を聞いている様な雰囲気で、此方が元気を頂いた気持ちになりました。又、宮城拠点の「手話ソング」には参加者8人共に大変興味を持ち拠点へ帰ってから活用出来ないか検討する事にしました。
   
  3日目は被災地の石巻、女川に案内して戴き報道より実際に自分の目見るのとの違いには驚きました。津波の大きさ(高さ)は仮設の方の言っておられた「波で」無く「壁」だと言われたのを実感しました、復興までにはまだまだ時間が掛ると思い、自然界の力を見せつけられた思いで帰途に着くと共に3日間お世話になった宮城拠点の皆さんに感謝とお礼を申し上げます。