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仮設住宅でパラソル喫茶を体験 
H25年9月  ナルク横浜 真砂野 孝 
 9月11、12日の2日、仙台市内の宮城野区と若林区の仮設で開催された、「ナルク宮城」の主催するパラソル喫茶に 、ナルク横浜から3名(宮田良一、沼沢新太郎、真砂野孝)がナルク箕面からの2名と共に参加しました。宮城の皆さんが、パラソル喫茶を開始したのは、震災発生(平成23年3月11日)直後の7月からで、今回で97回目を 数えます。


初日は、63戸の宮城野区の路地を“ナルクのボランティアです! お茶を飲み、お喋りしましょう”との声掛けから始ま りました。皆さんは、何れも高齢で家屋は勿論ご家族を亡くされた方々ですが、事務局次長佐藤さんの司会で始まっ たお茶会では、表情は明るく、お喋りしながら手話コーラスや尺八の伴奏による民謡を大きな声で唄っておられまし た。



二日目は、136戸ある若林区で20名の皆さんに参加いただき、私、真砂野が初日に好評だった詩吟を最初に紹介され て披露しました。また、宮田さんがハンドマサージを、沼沢さんは奥様手作りのカラフルなたわしや小物を、参加者 全員にプレゼントして喜ばれました。

三日目は、宮城拠点のご厚意で終日、石巻を始め女川地区の被災地、児童74名・教師10名が亡くなられた大川小 学校等を案内して頂き、津波被害の凄まじさを眼のあたりにしました。震災後2年半が経過しましたが、復興はよう やく始まったばかりでこれからとの感を強くしました。