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楽しく貴重な体験のパラソル喫茶でした。
パラソル喫茶85・86回に当たる6月26日(水)〜28日(金)、パラソル喫茶ボランティアにナルク栃木から私たち5名(藤田恭壽、福川正勝、福川貞子、相島高子、北村公子)が京都拠点の方々と共に参加しました。
  栃木メンバー                           京都メンバー
 

初日は気持ちの良い浜風を受けながらナルク宮城の皆さんに出迎えられ、綺麗な花が咲いている集会場に到着しました。佐藤事務局次長の手なれた親しみの込められた司会で始まりました。テーブルには私達が作った干瓢のスティクも差し上げ、とても喜んで頂きました。けやきの会の方や、京都の方々とみんなで民謡、詩吟、手話を交えた「リンゴの唄」を歌い集まった人々の笑顔が印象に残りました。
楽しみの一つとして準備した「ビンゴゲーム」も参加された28名の人たちと心が一つになり大変喜んで頂き、私たちもパワーを頂き充実した1日目が終了しました。
   民謡・詩吟 心をこめて                      ビンゴで盛り上がり
 
  
2日目は、天候も良く、仮設の皆さんに「傾聴ボランティアがありますので集まって下さい!!」と声掛けをさせて頂き、26名の皆さんが集まり、慣れてきたので肩を組みながら気楽にお世話が出来るようになり、お互いに交流を深めることが出来ました。
参加者の中には、いまだに流された現場には悪夢の光景を思いだすので行きたくないと言っておられました。藤田さんも民謡を歌い、歌と踊りで会を盛り上げ、最後に「がんばれ応援歌」を全員で元気よく歌ったのですが、私は始めて聞く歌なので胸がジーンとくる思いでした。
  パラソル喫茶会場                         大川小学校 被災地
 

最終日は、宮城の林代表(84歳)が霧雨の中をホテルに来て下さり、頭が下がる思いでした。
また、被災地視察に案内して下さり、高台にある病院、女川地区センターに連れて行って頂き,
用意して下さったお花をお供えさせて頂きました。また、大川小学校被災地で死亡68名行方不明6名、教職員9名の所にもお花をお供えしてご冥福をお祈りさせていただきました。
この3日間貴重な体験をさせていただき誠に有難うございました。(北村)